土壌汚染対策法や各自治体の条例に基づいた調査を行い、対策工事まで一貫した対応が可能です。
現地調査結果をもとに、お客様の今後の土地利用に応じた対策方針の立案、対策工法の選定を行います。対策工法については、掘削除去や原位置浄化など多数の実績があり、予算や工事期間、現場の状況に応じた最適な方法を提案します。また、一連の土壌汚染対策に付随する行政手続きも一貫して行うことができます。
表層土壌調査
土壌ガス調査
ボーリング調査
汚染土壌の掘削除去工事
原位置浄化に伴う土壌攪拌
Webカメラ(safie)での遠隔現場管理
山岳地内で複雑に流れる地下水の予測は非常に困難です。トンネル掘削中に地下水がトンネルに流れ込む(湧水)と周辺の地下水の流れを変えてしまう恐れがあり、周辺工場の地下水枯渇による操業の停止や地下水利用者の生活への悪影響など、損害は決して小さくありません。
以下の事例は、山岳地でのトンネル掘削に伴う、周辺地下水への影響評価を目的とした、水位低下の予測解析の一例です。過去の降水量や現状の地下水位・水質をもとに対象範囲をモデル化し、トンネル掘削による影響をシミュレーションしました。シミュレーション結果は、施工方法の検討や施工中のモニタリング位置の決定などに利用されます。
トンネル計画位置
地下水の三次元解析結果
地下水位変動グラフ
周辺井戸の地下水モニタリング
汚染物質が地盤中をどのように広がっていくのかを解析により予測します。
将来予測において最も重要なのは、現状の地層構成、地下水の水位や流向流速、汚染範囲をしっかり把握することです。その上で、予測解析の条件(境界条件、パラメーターなど)を設定します。
予測解析を行うことで、応急対策の必要性や恒久対策方法の検討、今後のモニタリングなどを適切に計画することが可能になります。この解析にも、解析技術者の高い技術力が必要です。当社は、熟練の解析技術者により精度の高い予測解析を提供します。
汚染物質の移流拡散解析結果
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私たちの生活を取り巻く様々な環境問題。その中でも、地盤環境は私たちの生活に密接に関係しており、工場や店舗等で使用された有機溶剤による土壌・地下水汚染や、自然由来の重金属汚染問題、不法投棄された埋設廃棄物など、その問題は多岐に渡っています。近年、企業のコンプライアンスの観点でも、地盤環境リスクの早期把握と最適な対策が求められています。
当社では、不動産取引に伴う土壌・地下水汚染リスク、社会インフラ整備における環境保全、リスクコミュニケーションを通じた事業者支援など、地盤環境に関するあらゆるエンジニアリングサービスを提供しています。