お元気ですか!(^-^*)/
お久しぶりです。
井戸おやじこと、
アサノ大成基礎エンジニアリングの杉山明です。
今年もあっという間に春が来て、
桜の季節も最終盤に差し掛かりました。
井戸おやじが住んでいる北海道も、
ようやく桜前線が到達して、
まさにこれからが見頃です。
今年はコロナ禍でなかなか花見もできない状況ですが、
一人一人の協力で一日も早く新型コロナを克服して、
来年こそは皆さんとともに桜の下で美酒を満喫したいですね!!
さて、私、井戸おやじは、
これまでの長きわたる井戸・温泉づくりの経験・ノウハウから、
井戸や温泉の適地ついてわかる匠の技をもっています。
(自分で匠というのもお恥ずかしいですが(´∀`*))
しかし、当然のことですが、
地下水あっての井戸なので、
事前の地下水調査も大事です。
つい最近、当社の機器開発担当者と話していたら、
「たまには井戸おやじブログで当社の地下水測定機器を紹介してよ」
とお願いされたこともあり、
あらためてご紹介させていただきたいと思います。
今回は、2つの機器について
ご紹介させていただきます。
要チェックですよ!!
まず最初は、高精度地下水流向流速計です。
当社といえば、この流向流速計を
思い出していただける方もいらっしゃっると思いますが、
既に40年近い歴史があります。
最新型は4世代目(携帯電話風に言うと4G!!)で、
コンパクトかつ使いやすい設計となっており、
φ50mmの観測井戸の中でも測定できます。
測定原理は、開発当初と変わらず
高精度で定評のある電位差法で、
センサー電極部中央にトレーサとして蒸留水を投入し、
その蒸留水が地下水の流れによって広がっていく様子を
経時的に電位差で検出していくのです。
(おやじも、あらためて勉強になりました・・・)
特徴的なのが10-7m/sという非常に遅い流速までを
検出できる高精度さです。
これは、1日あたり約1cmの流れまで
わかるってことだから正直スゴイ!!
機器開発担当者が言っていましたが、
つい最近、公的研究機関の
研究者の方にもご利用いただき、
測定精度の高さをお褒めいただいたんだとか。
(井戸おやじもうれしくて照れますᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ)
只今、第4世代型を更に使いやすく改良したうえで、
皆様に使っていただけるよう準備しております。
リリースまでしばらくお待ちください!!
高精度地下水流向流速計(第4世代型) 測定原理の説明図
次にご紹介するのは、
高精度地下水流向流速計の弟分にあたる
フローメータ検層器です。
この検層器は、別名、
水みち検層器とも呼ばれており、
文字通り地盤中で水が流れやすい部分である
「水みち」を見つけるためのものです。
井戸を造るのにも、
水みちの存在はとっても大事なので、
井戸おやじも俄然興味が沸いてきました!!
この検層器は、ボーリング孔内を
上下方向に流動する水の流速(流量)を測定するもので、
ボーリング孔内を流動する水の総量が、
それぞれの水みちから出入りする
水の量の合計となることを原理としています。
更に、本体の先端部には
ボアホールカメラが搭載されていまして、
同時撮影することにより直接、
亀裂などの水みちを見ることも可能です。
(優れモノでしょ!!)
もともと、この検層器は約20年前の開発以来、
放射性廃棄物の地層処分に関する岩盤水理の研究のほか、
岩盤タンクやトンネル等の地下構造物の建設や維持管理、
地すべり調査におけるすべり面の特定等に活用してきました。
井戸開発などの分野でも、
十分活用できる機器なので、
弟分もどうぞよろしくお願いします!!
フローメーター検層器(水みち検層器)の機材と測定原理
今回は、当社の測定機器の
自慢をしてしまうことになりましたが、
当社開発の技術はこれだけではありませんので、
ホームページなどでぜひチェックしてみてください!!
なお、今回ご紹介した測定機器について、
もっと詳しく知りたい方は、
当社ホームページの「お問い合わせ」にて、
その旨をお知らせいただければ幸いです。
(井戸や温泉掘削についてのご相談もお待ちしております!)
さて、今年は、お付き合いのある酒蔵さんと、
ブログでのコラボ企画なども考えていたりします。
季節も良くなってきたことだし、
地酒をいただきに・・・おっと違った・・・
取材させてもらいに行かなくては・・・。
それでは、井戸おやじでした(*´▽`*)
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