こんにちは!d(´▽`)b
おまっとさんです、井戸おやじこと、
アサノ大成基礎エンジニアリングの
杉山明です!
寒さの厳しい2月も終わり、
あっという間に桜の季節となりました。
今年の春は開花が早く、
関東では今週末にはお花見の
ピークとなるそうですね。
花粉も飛ぶ季節なので、
花粉症の方はお花見するのも
一苦労なのでしょうか...
おやじは花粉症ではないですが、
ある日突然発症すると聞くので、
毎年いつその時が来るのかと
ヒヤヒヤしています。
さて、前回は
「Inter Aqua2013大盛況御礼!」
という内容でお送りいたしましたが、
今回は土壌汚染対策について、
ちょっとまじめに、
お話したいと思います。
以前にも一度、井戸を利用した
土壌汚染対策についてお話致しました。
(前回の記事はこちら)
そのときの内容は、
井戸を利用した対策として
3種類あるという内容でした。
おさらいをいたしますと、
物理的、科学的、生物的
の3種類です。
①物理的
・汚染地下水を揚水し、
汚染物質を回収する
「揚水処理」
・汚染地下水中に空気を送り、
エアレーションする
「エアースパージング」
②科学的
・汚染物質をCO2とH2Oに分解する
薬剤を地中に注入する
「フェントン法」
③生物的
・微生物活性化することにより、
汚染物質の分解を促進させる
「バイオレメディエーション」
今回は、この3種類で浄化を
行う場合の「対象物質」の
お話をしたいと思います。
①揚水処理とエアースパージング
揚水処理は、主にVOC
(揮発性で大気中において
機体となる有機化合物で、
テトラクロロエチレン、
トリクロロエチレン、ベンゼン等)、
重金属や農薬等を地下水から回収し、
浄化する工法です。
透水性の悪い地盤、
例えば粘土層やシルト層
には適していません。
浄化期間は、井戸の本数や
揚水量、回収効率によって
変わってきます。
エアースパージングは、
主にVOCを回収、
浄化する工法です。
注入した空気量よりも多く
土壌ガスを吸引する必要があり、
吸引したガスから
揮発性物質を回収します。
もちろん、汚染土壌の
透気性が高いほど
効果があります。
②フェントン法
フェントン法は、主にVOC、
油分等の浄化に適しています。
この工法は、薬剤(過酸化水素・鉄溶液)を
地中に注入し、フェントン反応
により生じる酸化力によって
汚染物質を酸化分解します。
③バイオレメディエーション
バイオレメディエーションは、
主にVOCや有機化合物等の
浄化に適しています。
地中の微生物に栄養剤を
供給して活性化させたり、
分解に適した微生物と
栄養剤を注入したりして、
汚染物質を分解します。
フェントン法と比較して、
環境負荷が低い場合が多いです。
微生物って偉いですね!
さて、今日はここまで!
井戸に関してご質問やご相談が ございましたら、
いつでも ご連絡ください!
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北海道でもこれから花見の
季節がやってきます。
昼間から堂々とお酒を飲める
大チャンスです!
今年のお花見には、
前々回の記事でお話した大吟醸
「新十津川産 吟風 金滴」
をお供に楽しみたいと思います!
それでは次回もお楽しみに~(゚∇^*)
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