こんにちは!( ´_ゝ`)ノ
毎度おなじみ?井戸おやじこと
アサノ大成基礎エンジニアリングの
杉山 明です。
とうとうGWも終わってしまいましたね。
これから、7月まで祝日が無いそうですよ...。
まぁ井戸おやじな私は仕事大好きなので、
嬉しいですけどね!泣
さて、前回のブログでは「土壌汚染対策も井戸で!」
というテーマでお送り致しました。
特に地下水汚染の診断・対策において、
井戸は非常に役に立つということを
ご紹介いたしました。
さて、今回はそんな便利な井戸の根本的な
疑問にお答えしようと思います。
もしあなたが自宅に井戸を掘ったら、幾らでも
水を汲み上げて良いと思いますか?
実はこれ、ダメなんです。
今回はそんな「揚水規制」のお話をさせて頂きます。
地下水は誰のもの!?
まず、川の水は公のもので勝手に使えません。
地下水は原則その土地の持ち主のもの。
でも、規制があります。
それはなぜでしょうか?
実は地下水を大量に汲み上げると地盤沈下や
塩水化の問題が生じます。
実例を挙げると、関東・大阪・濃尾などの平野で
過去に障害が発生し、1950年代以降、
規制が行われるようになりました。
そのため現在は、掘削場所により
許可や届出が必要です。
そして、法律にはこんなものがあります。
工業用水法
建築物の地下水の採取の規制に関する法律(略称ビル用水法)
都道府県・政令指定都市等の環境保全条例などの地方条例
温泉法
温泉も特殊な地下水に含まれます。
規制の内容は以下の通りで
・地域(ex. 東京23区内か?)
・用途(ex. 工場か?ビル冷房用か?)
・構造(ex. ポンプの大きさは?井戸の深さは?)
により異なってきます。
例えば、防災井戸はそれ自体の用途(目的)のため、
構造上の制限がなくなったりします。
あるいは、農業用井戸も制限が
軽くなります。
東京都は日量平均10トン以下の
井戸しか認めていません。
また、上野駅は地下水に浮かぶ
戦艦といわれています。
理由は、汲み上げ量を自然供給量が上回って
いるため、水位が数十メートル回復して
地下水位が高くなっているからです。
そのため構造物の重量だけでは浮力によって
浮き上がってしまうので、わざわざ浮力に
見合う重し(レール等)を地下に運び入れ
ていると聞きました。
井戸水は天からの恵み、収支のバランスが大切です。
かつては地盤沈下の原因になるほど
汲み上げ過ぎた地下水が、
利用を規制していたこの50年ほどの間に
自然の地下水位に戻った状態にあります。
一度つくった法律を変えて、規制を緩和するには
難しい問題が残っていますが、
現在、国でも地下水をうまく管理することによって、
適切な有効活用の道を探り始め
政策転換しました。
井戸水を有効利用されたい方は、
ぜひ井戸おやじにご相談を!!
地域、用途をお聞きし、最適な提案
をさせていただきます。
<井戸に関するお問い合わせはコチラ!>
実は今回8年ぶりに札幌に戻って書いています。
どうも一部には、大阪新地から札幌すすきの
へ移っただけとの陰口も聞かれますが、
今朝から大自然の中で早朝ウォーキング
を始めました!
これからは健康第一に???(^▽^;)
最後までお読み頂き誠にありがとうございます!
ブログ執筆する上で大いに励みになっております。
twitterでのツブやき、コメントも
お待ちしております。
次回は、井戸の掘削費用について
お届け致します。
お楽しみに!ヾ(*'-'*)
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