皆さんの心のホッカイロ、 井戸おやじこと
アサノ大成基礎エンジニアリングの
杉山明です。
年も明けましたが今年は、
例年にも増して寒さが厳しく感じます。
歳のせいばかりではないですよね...?
今年もよろしくお願いいたします。
札幌では日中氷点下は当たり前として、
マイナス5℃を境に寒さが
身にこたえる(しばれる)ようになるようです。
[冬の朝、奥に札幌ドームの屋根]
さて、当社は今年も「Inter Aqua」に共同出展致します。
名称:Inter Aqua 2014 第5回国際水ソリューション総合展
会期:1月29日(水)~1月31日(金)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東4ホール
出展内容は、
・水道料金低減システム「自家水道システム」
・防災用井戸等
です!!
当ブログでも報告しましたが、昨年の同総合展には
3日間で延べ46,846名の方が来場され、
当社ブースにものべ700名以上の方にお越しいただきました。
今年も皆様のご来場をお待ちしております。
では、今回は井戸の修理と維持管理パート3です。
前回パート2では、井戸の補修方法について
概要をお話しました。
今回はそれをもう少し詳しくお話します。
補修・洗浄方法は次のようなものです。
①ケーシング破損補修:二重ケーシング
②洗浄工法:ベーリング洗浄、ブラッシング洗浄、
スワビング洗浄、ジェッティング洗浄、揚水・注入法、
大容量断続揚水法、ドライアイス洗浄、薬品洗浄などなど
この内、代表的な工法を紹介します。
(1)二重ケーシング
破損箇所の補修はこの方法が一般的です。
[二重ケーシング概略図]出典:(社)全国さく井協会
「さく井・改修工事標準歩掛資料」による
破損箇所は地上からはわからないので、
事前に水中TVカメラで破損位置、破損状況を
確認することになります。
既設ケーシングと内挿ケーシングの間の隙間には
砂利等を充填してパイプを安定させます。
既設ケーシングのスクリーン位置と
内挿管のスクリーン位置は同じか、あるいは
内挿管の方は長めに設置し、口径が小さく
なったことによる集水面積の減少を少なくする
努力をします。
地下水が地層から井戸内に流入する過程で、
スクリーン通過部分で流入抵抗が発生しますが、
二重の場合には、さらに抵抗が増し以前よりも、
井戸内の水位が下がってしまいます。
これは井戸構造に起因する
井戸損失と呼ばれています。
井戸損失の原因は、
①スクリーン開口部の抵抗
②帯水層の流れによる抵抗
③スクリーン周辺の目詰まり
④スクリーンの劣化・腐食
などがあります。
【井戸損失の説明図】
出典:改訂地下水ハンドブックによる
次回は引き続き、井戸の洗浄方法について紹介します。
以上、弊社では井戸の調査・掘削から
竣工後のメンテナンスまでお客様のニーズに合わせて、
サービスを提供しています。
それではブログ原稿が上がったところで、
疲れを癒しに、おやじは出かけます。
[ススキノお姉さん、顔出しはNGで...]
[同お姉様方、アラフォー?笑]
井戸に関するご質問、ススキノの穴場(?)、
何でも結構です。
よろず相談をお待ちしています。
ではInter Aquaでお会いしましょう!!
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