みなさん、ご無沙汰しております
ベトナム・ホーチミン駐在の山本です。
今回はハノイの都市鉄道、
メトロ2A号線に乗ってきましたので、
その様子をお伝えいたします。
1年ほど前に「どこが最初に開業するか?」を執筆しました。
その後、予想通りに当路線が最初に開業したのですが、
これがまた予想通りに遅れに遅れて、
2021年11月6日だったのです。
(イエンギア駅にて:筆者撮影)
さて、このメトロ2A号線ですが、
既報の通り中国の融資で、中国の建設業者により、
中国製の車両ほか設備を使って建設されています。
写真に写っている車両のデザインも、
なんとなく中国っぽいですよね。
私は、北京の地下鉄に何回か乗ったことがありますが、
乗車券販売機や自動改札はほぼ同じように見えます。
では、ここから乗車体験記。
まず我々は乗車券販売機に苦戦します。
アシスタントのT君ともにホーチミン在住ですので、
ハノイの土地勘がありません。
ホテルに近い駅はどこか、
どこまで乗車券を買えば良いかわからなかったのです。
携帯でホテルの住所を出して、
窓口や警備の人たちに見せながら聞いて回ります、
やっと駅がわかったところで、
今度は機械の操作がわからない。
結局、警備員さんに操作していただき、
なんとか乗車券をゲットしました。
ちなみに料金は75円ほど。
(無骨な乗車券販売機:もういいのにT君は携帯でホテル周辺の地図をだしたまま)
(タッチ式乗車券 裏と表:おおよそ名刺の大きさ)
そして初めてのタッチ式自動改札機。
警備員さんが、タッチするのを教えてくれたのでしょう、
無事タッチはしますが、左側に行くべきでした。(残念)
しかし、それを見越してか開口時間が長く、
出戻って通ることが出来たのでした。
そんなこんなで無事、
1枚目の写真にあるホームにたどり着き、
待つこと5分、電車に乗ることが出来たのです。
(車内の様子:連結部も筒抜け)
車内は、なぜか広告が一切なく、
座り心地は悪いですが掃除がしやすい
プラスチックの座席が並び、
小奇麗な印象です。
開業してわずか4ヵ月、
乗客の半分以上は「お試し」や「観光」のようで、
我々も含め、携帯で撮影している人が多くいました。
また、ずっと高架ですのでハノイの街を見下ろしながら、
約20分、快適な移動ができたのでした。
(ホテルに近いラン駅:デザインは良いのではないでしょうか)
メトロ2A線は、道路の渋滞解消やそれに伴う
大気汚染など環境改善を目的に建設されました。
早く住民に浸透して、
その効果が発揮されることを願います。
そして、われらがホーチミンメトロの
早期開業も祈るのでした。
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インフラ保全技術をベトナムに展開すべく
鋭意活動中ですので、ご期待ください。
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