タイ・チェンマイに温泉がありますよ
こんにちは、シンガポール在住の "Yoshi" です。
日本は季節外れの台風で、各地に大きな被害がありました。
被害に遭われた方々が、少しでも
早く元の生活に戻れるよう祈ってます。
南木曽町の土石流の映像はかなりショッキングでした。
一緒に見ていた子供たちは、一体何が起こったのか、
わからなかったようです。
一方で、地質・地盤に携わる者の目から見ると、
土石流のメカニズムを知るうえで貴重な資料だと思います。
詳しい分析をして、土石流の機構解明や、
より詳細な危険区域の判定、
効果的な早期避難
の方法を模索し、
将来に役立てることが我々の務め。
研究者・技術者の知識・知恵
を結集して取り組みたいものです。
さて今回は、「タイ・チェンマイ」です。
チェンマイは旧首都、歴史上はバンコクに次ぐ第二の都市です。
一方で、チェンマイ市の人口は20万人弱の地方都市です。
日系企業の進出や老後のロングステイを目的に、
3000人を超える日本人が住んでいます。
チェンマイは標高300m、山麓の盆地地形のため、
昼夜の温度差が大きいのが特徴です。
最高気温は30℃を下回ることは少ないですが、
12月・1月には最低気温が15℃を下回ることもあります。
少し肌寒く、夜には長袖が必要になります。
温泉が恋しくなるかも?
あるんです!温泉が。
しかも、地図を見ると
あちらこちらに
温泉マークがあります。
なので、市街地からほど近い
温泉場を訪ねてみました。
豊富な湯量です!
源泉の温度は100℃以上
ほのかに硫黄の匂いも漂います。
ところで、周辺には火山がありません。
温泉は山麓に横たわる断層によって、
地下深くで温められた地下水が
地表近くまで運ばれてくるとのこと。
したがって、チェンマイでは
断層のある場所に温泉ありなのです。
面白いことに、チェンマイでは断層が見つかると、
周辺の地価が上昇するそうです。
温泉を見込んで、高級マンションが
次々と建設されるそうです。
所変われば、断層の見方も
変わるものですね。
ところで、日本人にとっては、
露天風呂があればいうこと
ありませんが、
そこはタイ。
日本とは入浴の習慣が
違います
残念ながら日本式の
露天風呂はありません。
ちいさなコテージを借りて、
その中でお風呂につかります。
まぁ、「離れ」ですね。
でもやはり物足りなさが残ります。
日本式温泉リゾート、
案外タイ人に受けるかもしれませんね。